2016オーランド旅行記⑮3日目 タワー・オブ・テラー in ハリウッドスタジオ乗車編
ああ〜またしばらく空いてしまった…!!
薄れゆく記憶との闘い…
3日目(2016.9.18)
<WDW・ハリウッドスタジオ>
ハリウッドスタジオで世界最古のタワー・オブ・テラー、建築考証編に続き乗車編です。
美しいロビーを抜けると…
問題のエレベーター(呪)が!
雷で撃たれてボロボロに燻ってます。
このホテルの従業員はみんな既に呪われているらしく、決して笑わないor狂気の笑顔でいいカンジです。
制服かわいい。この方もめっちゃカワイイ。エレガントなポーズをしてくれました。
廊下を進んでプレショーへ。
本が沢山ある空間ですが、ここはライブラリー(図書室)だそうです。
ここで白黒テレビに映し出される映像を見ます。TDLのシリキウトゥンドゥのような凝った仕掛けはないのですが、賑やかな在りし日のホテルの様子がちらっと見れて感慨深いです。
「1939年の大雨の晩、5人の宿泊客が乗ったエレベーターに雷が落ちて落下する事故が発生。しかし、エレベーター内で死亡しているはずの5名の姿はどこにもなく…」という内容。
この映像を見て、昔乗った時の記憶がぶわーーーっと蘇りました…!!
何より聴きたかったあのBGM!!!
一度聴いたら忘れられない(?)、チャーラララーチャラララーチャーラララー パーッパーッ
このアトラクションは1959年から放送されていた『トワイライト・ゾーン』という番組をモチーフにしており、そのテーマ曲なのです。
日本でも「ミステリーゾーン」という番組名で放送されてたらしい。世にも奇妙な物語のテーマ曲みたいなイメージです。
さて、地味めなプレショーが終わってさらに通路を進んでいくと雰囲気が一変します。どうやらボイラールームに来たようです。
やっと気付いたんですが、我々が乗り込むのってSERVICE ELEVATOR、つまり「貨物エレベーター」なんですね!!
子供の頃初めて乗った時にプレショーの映像で見た5人が乗ったエレベーターとまったく違っていたので違和感があったのですが、納得…!
行方不明になった5人が乗っていたのは先ほど見た客用エレベーターで、我々が乗るのは貨物用だったのか。
さあ、いよいよ乗り込みます!
ここで、昔乗った時は3〜4名共用の安全バーだったのが個々で独立した2点式シートベルトに変わっていることに気づく。
昔、隣の人が巨漢でバーが全然下がらなくて浮きまくって恐ろしかったのですがそんなことももうないのね。
とはいえ、TDS版の3点シートベルトに比べるといい意味で心許ないです。
ここから乗車ネタバレなので、これから乗る方でちょっとビックリしたい方はすっとばしてください↓↓
世界に4つあるタワー・オブ・テラーですが最初に出来たここフロリダのみ構造が大きく違うのでアトラクションの動きも異なります。
エレベーターはまず、少し上昇してから停止します。この時の「チーン」という停止ベル音がクラシカルですごく良い。
扉が開くとそこには薄暗いホテルの廊下が。
すると、行方不明になった5人の幽霊が現れて手招きしてきます。
そしてまた扉が閉まり上昇。
この後、再び扉が開いてなんやかんや超常現象を見せられつつ上昇し、落ちるというのが他の3タワテラなのですが…
フロリダでは再び停止した階で、なんとエレベーターごと前進します。ビックリ!!
巨大な目玉や数式が出てくる不思議空間をゆっくりとエレベーターごと進んでいきますが、怖いというよりシュール。。w
あと宇宙みたいで綺麗です。
●プレショーでも一瞬出てきた『E = mc2』という数式はなんなのだろうと思ったら、アインシュタインの有名な特殊相対性理論の式だそうです。ものすごくざっくりいうと「質量=エネルギー」という意味らしい。
こういった話はシュタゲ以外全く触れてないド文系ヲタですがなんとな〜く調べてみたところ、タイムトラベルやワープを論ずる際に必ず出てくる式みたい。
(「この式でタイムトラベルは不可能だと証明される!!」という意見もあれば真逆の意見もあり、解明されていない)
はっ…
ということはもしかすると、あの5人は呪われて消えたのではなくて、雷のエネルギーでどこかへワープしたのでは……???!!!!
まさにシュタゲ…
もしくはバックトゥザフューチャーみたいな…
こうなると「呪われたホテル」「幽霊」といったこのアトラクションのイメージが180度変わってくる…!
色々と未検証なのであくまでも妄想ですが、ホラーというよりSFの話なのかもしれません。あるいは解明されてない超常現象がホラーと呼ばれるのかも…
「シリキウトゥンドゥの呪い」という明確な理由のあるTDS版よりも理不尽かつミステリアスですね。
消えた5人が別次元で生きてる可能性すらある。どんな姿になっているかはわからないけど……(暗黒微笑)
めちゃ脱線した…
アトラクションの話に戻ります。。
しばらく前進した先で真っ暗闇になり、「落ちる!!落ちる!!!!」とビビりますがなかなか落ちず、少し油断したあたりで落ちますw
しかし
「あれ???なんか、ゆるやか…」
あくまでも体感なのですが、2回乗って2回ともTDS版よりもコワくない気がしました。
落ち方の違いかな??ドロップの高さについては明確なデータがありませんでした…
あとはTDS版と同じく無事生還し、「次回は覚えてろよ…」的な捨てゼリフを吐かれて終了。
落ちてからは怖くないしあっさりしたものですが、本来上下運動しかしないはずのエレベーターが前進するのは「どこに連れていかれるんだ?!!」と異世界感が盛り上がります。
フロリダ以降に作られたタワテラでは回転率をよくするためにエレベーターを2→3機に増やした上で前進を廃止し、上下運動のみとなりました。ちょっと残念ですがその分早く乗れるんですよね。
※代わりに「この世の自分に手を振って別れを告げたまえ…」的なセリフで、鏡に映る自分達が呪われるシーンが追加されてます。これはこれで好き!
↑↑↑ネタバレ終了↑↑↑
乗り終わって出てきたところにあるこのコンシェルジュカウンターで昔はプリントしたライドフォトを販売していましたが、フォトパスの案内カウンターになっていました。時代は変わるなぁ…
落下写真だけでなくフォトパスの動画も自動で作成されていました。知らなかったのでナニコレ?!と驚き。
サンプル↓ (Disney Parks youtube)
めっちゃシュールで爆笑したww
うまく顔が隠せなくて載せられないのが残念なくらいの名作ができてましたww
おそらく最初のドロップではなく、外が見える最高度まで上昇した時に撮られてる気がします。
できるだけバタバタ動いた方が面白いです。
そしてちゃんとストーリー仕立てに編集されててびっくり…!!!!この動画はTDSでは手にはいらないし、ほんとおもろいのでフォトパス絶対推奨…!
マジックバンドをピッとかざすだけで、写真と動画がフォトパスに追加されます。
(うっかりやり忘れてたアトラクションもしばらくすると入ってたので自動で入るみたいです!ただ未検証なのでピッとしておいた方が確実)
キーホルダーや帽子、ベルなど「HTH」ロゴが入ったグッズにワクワクします。この『落ちてる3人組』のグッズもかなり可愛かった…!
後ろのマネキンを再現しているTちゃん。ダンサーは一瞬でポーズを把握するのが上手い…
知らなかったのですが、このアトラクションはオープンから3年後の1997年にテレビ番組内で長編映画化されておりました。
なんと、15歳のキルスティン・ダンストが出ていたらしい…!!英語オンリーですがアマゾンでDVD買えます。
その後も2016〜2017年公開で新たに映画化される話もあったのですがどうなったんでしょ。。
DCA版がガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにリニューアルされた今、存在感の薄まってしまったハリウッドタワーホテルの映画化はボツの可能性が高そうですね…
以上、タワー・オブ・テラー乗車編でした〜!
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